夏にはやっぱりビール!
って言う人は多いと思います。
今でこそビールは嗜好品になっていますが、遥か昔には薬として用いられていたのです。
そもそも歴史上ビールが初めて登場してくるのは、約5000年前にメソポタミアのシュメール人が残したとされる粘土版(モニュマン・ブルーって言うらしい)なのです。
そこには当時のビールの造り方が描かれていたそうで、これが歴史上の最古の記録なのです。
この地方は気温が高いために水が腐りやすく、生水が飲用に適さなかったこともあって、ビールは安全で栄養価の高い飲み物とされていたんだそうですよ。
(そこまで粘土版に書かれていたのかは不明です)
と書いておきながら、実はモニュマン・ブルーは最古のビール醸造の記録ではなかったと言うのが事実のようです。
まあ、都市伝説のようなものでしょうか。
ネット上などでこれがモニュマン・ブルーだとされている画像に該当する石板は確かに大英博物館にあるのです。
が、それは伝えられているような内容のものではなく、土地と様々な物品とを交換した取引の記録で、刻まれている人物はこの取引の当事者だと思われるそうです。
また紀元前3世紀頃の古代エジプトにおいてもビールの痕跡らしき資料が出現しており、小麦の原産地が西アジアである事も含め、メソポタミアよりエジプトへビールの製法が伝わったのではないかと言われています。
どちらの資料にも明確なビールの製法については記されておらず、詳しい事は解っていないのが現状です。
でも、当時は「液体のパン」と呼ばれ、胃薬や流行病の予防薬として、また手足の打撲の湿布薬として使われていたのだそうですよ。
また、女性は若さを維持するためにビールで洗顔していたとも言われています。
と言うことなので、
ビールは薬だ!
と大声で叫びながら飲みましょう。
いやいや、叫ばなくてもいいか。
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