「トワイライト・ゾーン」(Twilight Zone)レシピ
材料
ホワイト・ラム・・・30ml
グレープフルーツ・ジュース・・・30 ml
アプリコット・ブランデー・・・1 tsp.
クレーム・ド・カシス・・・1/2 tsp/
飾り:マラスキノ・チェリー
作り方
1. 全ての材料をシェイカーに入れ、シェイクする。
2. カクテル・グラスに注ぎ、カクテル・ピンに挿したチェリーを飾る。
煌めきのグラスで飲んでください。

スワロフスキー カクテルグラス2ピースセット
グレープフルーツの味わいの中に、アプリコットやカシスの濃厚なフルーツが複雑に混ざりあって、酸味、甘味、苦みがバランスよく組み合わされ、とても不思議な味わいを醸し出している。
トワイライトは黄昏(たそがれ)の薄明かりのことを指す言葉ですが、トワイライト・ゾーンとなると『海の中に光が届く最も深いところ』という意味があるそうです。
でも、私はトワイライト・ゾーンというとテレビ番組を思い出してしまいます。
思い出すと言っても、うろ覚えなので、確かなことはわからない。
そこで、調べてみたところ『トワイライト・ゾーン』は1959年にアメリカで放映されたSFのテレビドラマシリーズ だったようです。
日本では1960年に日本テレビで『未知の世界』のタイトルで第1シーズンが、それ以降についてはTBSで1961年から1967年まで『ミステリー・ゾーン』のタイトルで放送されたようです。
でもこのカクテルはそんなこととは無関係で、1984年にバーテンダー協会のコンペで優勝した日本製のカクテルなのです。
わずかに加えられたアプリコットとカシスがオレンジとも紫ともつかない薄明の空間を表現し、ミステリアスな香りを出している。
表現の繊細さは日本的と言えるのでしょうね。
そんなカクテルですので、黄昏時に飲んでみたいですね。
ところで、
『たそがれ』の語源は、
『たそかれ』と『か』を濁らずに発音し、これを漢字で書くと「誰そ彼」。
「誰ですか、あなたは?」ということで、夕方の薄暗くなる時刻には相手の顔の見分けがつき難く「あなたは誰ですか?」と問いかける時間帯のことだそうです。
『黄昏』は当て字だそうですよ。
なお、『源氏物語』には【寄りてこそそれかとも見め「たそがれ」にほのぼの見つる花の夕顔】とあるそうです。
では、、明け方の薄暗い状態を表す言葉はないのかというと、あるのです。
『かわたれ』というのがそれで、漢字では『彼は誰』と書きます。
『たそかれ』と似たように、相手の顔の見分けがつき難く「誰ですか、あなたは?」と問いかける明け方の時間帯のことを言います。
そして、『万葉集』に【あかときの「かわたれ」に島蔭(しまかぎ)を漕ぎにし舟のたづき知らずも】とあるそうです。
『たそがれ』といい『かわたれ』といい、情感溢れる美しい言葉ですね。
英語を勉強するより、こんな美しい日本語を勉強する方がよほどいいと思います。
まあ、これを英語で説明できれば、なおよし。
ですけどね。
このカクテルで使う材料
バカルディ スペリオール ホワイト・ラム 40度

ボルス アプリコットブランデー 24度

ルジェ クレーム ド カシス 20度

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