カクテル三昧 ー 酒の達人

2018年03月13日

対照的な2人の大工の内面を描き出した「五重塔」

感応寺というお寺で五重塔を建てようとした時の、是非それを建てたいと願う2人の大工の物語です。

1人は、とても腕の立つ大工でいながら、その職人気質が周りに理解してもらえず、「のっそり」などと言うあだ名を付けられ、下請けのような仕事で糊口をしのいでいる十兵衛という男。
もう1人は、大工としての腕は一流ながら、それ以上に棟梁としての才能豊かな源太という男。

一つの仕事を取り合う2人と、それをとりなしていくお寺の上人。

最終的にはハッピーエンドなのですが、其処に至るまでの2人の心の動きが見事に描き出されています。

なかなかの面白さですので、読んでみていだきたいですね。

幸田露伴の代表作の一つに挙げらているのも納得できます。
でも、独特な文語体で書かれているのでちょっと読み辛いかも。




posted by 音吉 at 21:05 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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